読者をバカにしつつ、バカにも使えるようにしろというプロ

スルーするべきかと思ったけど、わりと罵倒がひどいので。

それと、タイプライタとPCの統合関係だけど、ほんと、バ カ だから理解できないんだろうな。

言葉が断定口調になったり、誤解を招く表現があったかもしれないが、でもプロとしての矜持というものは、プロの知識をアマチュアに注入してエンジニアを増やすことではなく、とりあえずアマチュアの使いやすいようにすることではないのか。誰もがPCエンジニアになる訳じゃないんだし。

文章のプロが「バカだから理解できない」と言い放ち、その脇でエンジニアには「プロなんだからアマチュアでも使いやすいものを作れ」という。へぇ。もう、米田さんがソフトウェアを使えないのも「バカだから」で、使えないのをエンジニアのせいにするのは責任転嫁ってことでいいんじゃないすか。実際、プロじゃなくても使えている人いますしね。

言語で表現できる世界を拡張するのが言語表現者の仕事なのに、なに『正しい日本語』みたいな馬鹿な事言ってるの?

だれのこと言っているんだろうかね。私のことなら、「正しい日本語」とか、「日本語が変」みたいなことは書いてないはずなので、それこそ読解力に問題があると思うが、多分別の人のことなんだろう。まぁ、日本語がどうこういうより先に、「PCエンジニア」なんて誰にとっても未定義な単語をちゃんと定義しておいて欲しいものだ。

それはタイプライタという機械がPCのキーボードに吸収されたように、より上位のパッケージに吸収されるべきなのだ。
だが、エンジニアはこういう長期的な展望をいうと、実現性とか、それがどういう根本原理によっているかを考えずにとりあえずお金をふんだくって、金ばっかりかけてどうしようもないものを作って、だめでしたとなっても平気な顔をして別の『理想』なんてものに浮気する。

テキストを本来紙に印刷してファイリングしていたものがPCのデータとして保存できるようになった。
以来、キーボードは売られていてもタイプライタはそれだけでは売れなくなった。それだけのこと。
だから、PCも吸収され、携帯電話と連携したW-ZERO3のすごいのとか、もっと言っちゃうとうちのAMEG(両用脳磁計)みたいな脳磁デバイスで考えるだけで思考のログがとれて、それを編集してテキストにしたり、脳の視野野にドラゴンボールスカウターのようにさまざまな情報がインポーズされたり、というのが実現して、PCは吸収されると思っている。サーバとかストレージは据え置きがのこるけど、個人端末はPCの形ではなくなる。ノートPCも、脳磁デバイスと融合した結果、画面以外はなくなるかもしれない。

なんか読解力の問題にされてましたが、上の文章で、下の文章のようなことを理解できる人がいるんですかね。すごいなぁ。自分の読解能力が足りないんですかね。
それはさておき、著書に出てくるんであろうSFなアイテムはスルーするにしても、PCがスマートフォンなんかにとって替わられるとして、ユーザが自由にソフトウェアをインストールして使うような形態であれば、アマチュアでも使えるだの使えないだのといった話は一緒なんじゃないかな。将来的には必要なデータ・ソフトウェアを自動的にネットワークでダウンロードしたり、インテリジェントなインターフェースでかなり使いやすくなってるかも知れないが、結局、ちょっと凝ったことをしようとすると、多少の知識が必要になるのは変わらないような気がする。んでまぁ、長期的視点とか言われても、そもそもアプリケーションソフトウェアを作る人達と、新しいデバイスやインターフェースを研究・開発している人達って完全に別だしなぁ。
ま、なんにしても、ITだって競争はあるので、金をふんだくって役に立たないものを作ってたら、すぐに業界から消えていく運命にあると思うけどな。

追記

わすれてた。

AMEG開発の経緯は1冊の本を越えるので、いちいちやっている余裕がない。だから話が通じないと苛々してくる。

物書きとしてその態度はいかがなものか。んなもん通じないのが当たり前ですよ。