ソフトウェア会社は成長を維持するのが難しい?

それでもソフトウエア会社というのは成長率を維持するのが難しかったりするのです。
それは例えば予期せぬ納期の遅れや違約金の支払いみたいな現実的に経営が悪い場合もありますし、逆にクライアント都合で途中まで進んでいた話が白紙撤回されたり、予定よりも受注時期が遅れたり、プログラマーデスマーチ心身症に掛かって戦線から外れたりといったような突発的要素が発生し、なかなか予定通りに行かないからです。

それ、ソフトウェア会社固有の事情?

日本の税制はとにかく厳しくて、原価が殆どかからないソフトウエア産業では絶望的なほど沢山課税されることになります。
世の中の多くの商売では、原価というものが掛かるようになっています。
仕入れがあり、販売があり、粗利益というのが10〜20%という世界です。
しかしソフトウエア産業の場合、全て自社でまかなえば原価はゼロ。もっとも、これは会計の話なので実際には社員の給与や健康保険、家賃光熱費電気代設備投資などはもちろん発生します。

は?税制上、人件費も光熱費も損金計上するんでないの?課税額が多いってそれ単純にそれだけ利益出しているだけでないの?そういう話ではないのかな。