高校の未履修と大学の講義と

海外旅行に行ってレポートを書いたら世界史の単位を認定したり、情報のコマで数学をやって未履修じゃないと言い張ってみたりと、知らないうちにアクロバティック過ぎる実態が出ているみたいですが、なんか救済するなんて話になってるんですね。こういうのを聞くと教育ってなんだろね、とか思う。せめて、未履修が発覚した人間は規定の授業を補修するか、特例の大検を受けて合格しないといけないようにすればいいのに。じゃないとなんのための卒業認定って話だ。
まぁ、大学や高専の講義でもとっても不思議な配点基準で、アレな成績でも単位が認定されていたりする実態があったりするけど。出席点なんてもあったりして、あんなものは学生に講義に出席させるためのインセンティブ以外の何者でもなく、欠席しすぎると単位を認定しないくらいでいいと思うのだが*1、成績の悪い学生の救済措置として利用している教官も少なくないと思う。特別な理由なく救済して単位を認定して何の意味があるのかと。あれ、そういや確か JABEE は出席点を成績に加味するのは不可だったっけ。
まぁ、なんにしても、高校とか大学ってのは教育と同時に、その結果を認定しているところだということを忘れてはいけないよね。それだけ。

*1:実技が目的の講義以外ではその必要すらないと思う