素敵な池田先生

世界的には、TSUBAMEのようにPC用の汎用CPUを並列につないだグリッド・コンピューティングが常識で、地球シミュレータのようなベクトル・プロセッサを使った「大艦巨砲」型のスパコンは、もうつくられていない。ところが文科省は、1150億円もかけて次世代のスパコンを建設する計画で、もう予定地まで決まっているという。

スカラ・プロセッサとベクトル・プロセッサにはそれぞれ得意な分野なんかがあるわけで。HPCの分野に詳しくない人間が単純な計算量でコストパフォーマンスがどうこう言っているのはちょっとアレな構図であります。
「1,200億円あれば1,200万円のスパコンが1万台買えるからこれを各研究室に置いたほうが良い」というコメントなぞスパコンというものを全く理解していないことが良く分かるますな。私はメモリ2GBのサーバ100台より、メモリ24GB載せたサーバ1台のほうがありがたいですよ。
で、池田先生は地球シミュレータを使った研究の成果なんかをなにかご存知なんですかね。