mecabrc
いや、これ、有り体に言ってしまえば senna の API 設計ミスでないの。とりあえず workaround いれるとしても、将来的には senna の側で mecabrc を指定できるようにするのが正しい対処だよなぁ。
でも、workaround にしてもわざわざ mecab に手を入れる必要はない気がする。mecabrc ってのは以下の順序で決定される。
- mecab_new でパラメータ指定
- $HOME/.mecabrc
- 環境変数 MECABRC
- (Windows の場合) レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\softwarre\mecab\mecabrc の値
- (Windows の場合) レジストリの HKEY_CURRENT_USER\software\mecab\mecabrc の値
- (Windows で mecab の DLL を使用している場合) mecab の DLL があるドライブ直下の mecabrc
- コンパイル時に指定した DEFAULT_MECAB_RC マクロの値 (Windows なら c:\Program Files\mecab\etc\mecabrc、それ以外なら $sysconfdir/mecabrc*1 )
上のものほど優先順位が高くて見つけられなければ次を探すという順序になる。
ということで、MySQL を起動するときに環境変数を設定するか、MySQL を起動するユーザのホームディレクトリに .mecabrc を置けばいい。
*1:$sysconfdir は通常は $prefix/etc か /etc