大学工学部=職業訓練所?

/.J から。

その就職に強いというのが、工学部を駄目にしていると思う。
バブル後の不況に入った頃から、就職に強いという看板を守るために研究者育成から企業の求められる人材の育成へと変貌していき、結果として工学部は職業訓練所と化た。(特に下位〜中堅の大学でこの傾向は顕著)
職業訓練所となった工学部に工学の魅力はなくなった。そして医療系のような、より強力な職業訓練所の出現により工学部の人気はなくなった。

そもそも、日本の企業は大学に「職業訓練」なんて期待してないと思うがなぁ。基礎知識の蓄積ぐらいは期待しているかもしれないが。
でそう考えると「研究者」として必要な基礎能力と「技術者」として必要な基礎能力ってそんなに違わないんじゃないかなぁ、と思ったりする。