C++の入門書

id:higepon さんの目的には合致してない気がするけど、私は Deitel 親子の 「C++プログラミング」で学習した。普通にプログラミングとかオブジェクト指向の入門書としては良書だと思う。まぁ、なにぶん、読んだのは9年くらい前の話で、16才の感想は当てになるのかという話もあるけど。あと、もう内容は obsolete かもしれない。
てか、(More) Effective C++ なんかを C++ の入門者に読ませると確実に C++ が嫌いになるような気もするのだが。あれを読むと、こんなことまで理解しないと C++ でプログラミングできないのかよ、と思う。まぁ、id:higepon さんはいわゆる入門者とは違うので大丈夫だろうが。
そういえば、当時は本当に C++ の標準ができたばかりで、普通に Vine とか Cygwin*1 についてくる GCC では namespace も扱えないという状況だったのだよな。Vine で egcs が使えるようになるのを待ちわびていたような記憶がある。

追記

Amazon へのリンクを張り忘れてた

C++プログラミング〈Vol.1〉 (Computer Science Textbook)

C++プログラミング〈Vol.1〉 (Computer Science Textbook)

C++プログラミング〈Vol.2〉 (Computer science textbook)

C++プログラミング〈Vol.2〉 (Computer science textbook)

  • 作者: ハーベイ・M.ダイテル,ポール・J.ダイテル,Harvey M. Deitel,Paul J. Deitel,小嶋隆一
  • 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 単行本
  • クリック: 3回
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
C++プログラミング〈Vol.3〉 (Computer Science Textbook)

C++プログラミング〈Vol.3〉 (Computer Science Textbook)

*1:当時はまだ Cygwin ではなく Cygnus という名前だった