心外膜炎3泊4日入院の旅

数日間病人日記と化したわけですが、なんとなく入院前後の流れを。こんなの読んでも誰も面白くないと思うが。

13日

左足つけ根のリンパ節が集まっているあたりが痛くなる。
やばいなー、と思いつつ、そういったことは過去数回経験していて、安静にしていれば直っていたので、とりあえず早めの帰宅。21時には就寝。

14日

おきるとリンパ節の痛みはマシになったものの、体がだるい。とりあえず薬だけでももらおうと大学の保健センターに行って、葛根湯をゲット。おりしも雨天のため、近隣の病院を探していく気力は沸かない。
夕方ごろから、胸の中心の縦に細い部分、食道か気管と思われるような部位が傷みだす。これまた、中学生のときにそのような症状に数回襲われた覚えがあるので、大丈夫だろー、とそのまま寝る。痛さにより、なかなか寝付けないが。

15日昼〜夕方

昼ごろ胸の痛みがピークに。体勢を変えたりしても全く収まる気配のない、持続的な痛みに精神的にきつくなり、病院にいくことを決心。友人に電話して、土曜の午後に診察をやっている病院を調べてもらい、タクシーを呼ぶ。
が、タクシーを呼んで、午後の診察開始を待っている間に胸の痛みはうそのように引く。「病院行かなくてよくね?」と思ったが、タクシー呼んじゃったし、まぁ、いっとくかと移動。
診察を受けて症状を説明すると、痛む部位の傾向がちょっと違うけど心膜炎か心筋炎の恐れがあるとかで、その場合は結構やばいからとりあえず検査しようということで、尿検査、血液検査、胸部レントゲン、心電図、心エコーなんかを。
なんか白血球が 13,500 とかいうそれなりにすごい数字になっていたわけだけど、心電図に異常があるとかで、市民病院への紹介状を書かれて、いますぐいけとか言われる。

15日夜

タクシーで市民病院の救急外来へ。再び心電図とか心エコーとかしてブドウ糖を点滴される。で、心外膜炎と確定され、「今すぐ入院」宣告。入院期間をたずねたら、「早い人は2、3週間で退院かなぁ」とか。マジでーとか思いつつ、病棟に収容。

16日

循環器内科の担当医師がやってきて、病状説明。痛みが引いたのなら心外膜炎の炎症はほぼ大丈夫とのことで、心配は心臓の膜の間に水がたまることらしい。その辺は17日に検査してその結果が大丈夫そうなら18日に退院と。なんだそれ、最初に聞いたのと全然違うな、オイ。救急外来の医師め、びびらせやがってと思ったとか思わないとか。
あとは、まぁ、友人に適当な服を買ってきてもらったりとか、血圧を測ったりとか、お見舞いが数人とかそんな感じ。

17日

朝の6時前からいきなり採血。10時ごろからなぜか車いすに載せられ、心電図と胸部レントゲン撮影*1。病室に戻って、担当医師による心エコーを見て、翌日の退院が決定。やっと点滴も外れて。あとは暇つぶし。

18日

朝食をとって、体温と血圧を測って、入院費用を払って退院。

まぁ、結局、入院中はブドウ糖の点滴と検査しかしてないわけで、もともと大事ではなかったような気がしてならないわけだが、さっさと病院に行っとけという話だなぁ。25才で循環器内科の世話になるとは思わなかったよ。

あと、入院していると高専の寮が思い出されるというのが良く分かった、うん。

*1:心臓周りの検査なのでできるだけ運動させないようにしたのかもしれない