個人の問題ではなくシステムの問題

この間のごねる人について。
なんというか、嫌儲(?)との違いが良く分からないのだけど、個人の問題にしてはいけないと思うんだよね。いわゆる、他人の迷惑を顧みない自分勝手な行動をみんなが控えるのは、そういう行動が短期的には有利に働いても、長期的には不利だということを経験的に知っているからでしょう。信用なくして、村八分とか。要するに全体の利益を損なうような行動に対して、評判システムがそれを抑制する圧力をかける。でも、今はそういう評判システムの存在自体が希薄になってきているから、多少の無茶な振る舞いもあまり不利益につながらなくなってきていると。
内在するルールだかなんだかも、結局、それを守らせるための理由付けがないと守らない人間が出てくるのは当然の帰結であるわけで、それを個人の問題にするのではなく、いかにして自然と守るようなシステムにするのかということを考えたほうがいいと思う。