all or nothing

「false positive」とは偽陽性、例えば有害とはいえないサイトなのに有害認定されてしまうこと。 「false negative」とは偽陰性、例えば明らかに有害な情報を掲載しているサイトなのに「普通のサイト」と認定されてしまうこと。どっちも発生してしまうというのはそれはフィルタリングの意味を成していないということを示す。

false positive も false negative もあるから意味がないなんてことはないよ。false positive も false negative もある SPAM フィルタは無意味、とか、未解決事件も誤認逮捕もある警察が無意味なんてことがどれだけバカらしい論理かは説明するまでもなかろう。
all or nothing で完璧じゃないから駄目だというのはなかなかアレで、現実的にはコストと利益と損害のバランスの問題だよね。その上で、フィルタリングソフトの精度が悪いと利益が少なくて損害が多い、なんてことにはなるかもしれないが。