IPアドレス枯渇問題

IP アドレスの枯渇が叫ばれだしてからずいぶん経つし、NAPT も CIDR もある今でもクラス A のネットワークアドレスが年間10ブロック IANA から RIR に割り当てられているのが現状だけどクラス A のアドレスはまだ40ブロック程度は残っている。本当に分配の問題なら、割り当て済みなのをどうにかしなくても、現在の割り当て方を変えるだけでほとんど解決したことになるんじゃないかと思うが、どうか。黎明期に割り当て過ぎたといっても別にそれが全体の8割とかいう話ではないわけで。
というか、そもそも IP アドレスの割り当てなんて、そんなカジュアルに変更できるようなものじゃないわけで、コストの比較も行わず「これで全部解決」みたいな言い方はどうだろう。購入者に分配コストを負担させるという話らしいが、そのコストが高すぎれば再分配なんて進まない。
しかし、池田信夫氏の文章はいくらなんでもいいかげんすぎやしないか。もしかすると本人はちゃんと理解して書いているのかもしれないが、普通の人がみたらすごい誤解しそうだ。