インターフェースとか

screen とか emacs があれば,そんなの必要無い,むしろマウスなんていらない邪魔なだけっていうオールドタイプの意見をよく聞くけど,あんなのは,過去の UNIXGUI が貧弱過ぎたゆえの必要悪だと,わりと本気で思っているので.せっかくマウスが使えるのに,それを最大限に活かそうとしないなんてとんでもない.

Webブラウザの操作以外にはマウスは要らないと思ってる。というか、マウスは他に適切なポインティングデバイスがないから仕方無く使うだけの必要悪だと思ってる。だって、ホームポジションから遠いんだもの。

結局、文字をキーボードから打ち込まなければならない限りにおいてホームポジションの死守は効率的な入力の絶対条件なのだよね。だから、ノートPCにあるようにスペースキーのすぐ下にポインティングデバイスがあればいくらかましではあるけれども、根本的な解決にはなってなくて、で、ホームポジションを死守しようと思ったらscreenはどうしようもなく便利。

ratpoison なんて変態 Window Manager を使っている自分も相当にオールドタイプだろうか。つうか、vi とか使っているとカーソルキーすら遠すぎる、と本気で思うという現象も発生したりして。

全体的な意見としては、Yugui さんに同意だなぁ。GNU screen とか Emacs とか vi とかってやつは初見の人間から見た場合の「直感的」な操作とは最も遠い位置にあるけれど、アレはアレで効率的だと思うんだよね。というか、直感的でかつ、十分に高速に操作できるインターフェースってすごい難しいというだけの話なのかも知れない。
そういや、以前、飛行機のチケットを H.I.S. で取ったのだけれども、オペレータのお姉さんが操作していたのが Windows で動作する CUI の端末だったりして、入力も出力も傍から見ている分にはさっぱり意味不明だった。けど、やっぱりオペレーションとしては高速な部類だったんじゃないかと思う。まぁ、比較対象がないからよく分からないけど。