給食

なぜ給食でなく弁当では駄目なのか。関係組合が反対するからか。日本だけが類例のない制度を続けている。強制的に献立を押し付け、実費を取り立てる。いわば義務給食。どう考えても、美しい制度ではない。

いやまぁ、なんというか実費といっても補助が付いているから尋常ではない格安なはずですが。ある意味、福祉だし。

 今回も具体例で語ろう。以下は都内A区立Z小学校の実例。学年により多少違うが5年生の場合、給食費が年間5万820円。その他、教材費として1万5000円が、修学旅行などの積立金として1万6500円が徴収される(中学になれば、さらに増える)。
 以上に2500円のPTA会費と520円の引き落とし手数料を合計すると年額8万5000円を超える。これに扶養子弟の人数分が乗じる。わが家の場合、こどもが3人。合計額は勤務先大学の年俸1割を超え、家計を圧迫する。恥ずかしい話だが、長男の修学旅行は断念した。正直、重税感を否めない。少子化は必然であろう。

なんというかね、3人の子供のために給料の1割ぐらい使ってあげてもバチは当たらないと思うんですよ。修学旅行は行かせてあげようよ。ていうか自分の昼飯はどうしてるんだ?
そもそも、助教授なのに85,000 × 3 で給料の1割ってことはないだろ。あ、なんか Wikipediaの項目にもそんなことを書いてある。