対応バージョンも安定性も気にしない

いつもの適当記事。

PHPアクセラレータ」というのは何をしているのかというと、実行されたPHPスクリプトの中間形式にコンパイルされたデータをキャッシュディレクトリに保存することで、以後同じファイルに対してアクセスがあった時に、そのキャッシュファイルを利用することで高速化するわけです。

それ、目的と手段が一緒くたになってますよね。リンクされているPHP Bytecode Cacher Review October 2006のように Bytecode Cacher と呼ぶほうが適切じゃないかな。あんまり聞かないけど。それに、キャッシュをファイルとして保存するかどうかは実装・設定次第で、共有メモリに保存できるようなのもある。つうか、PHPアクセラレータっていうと ionCube PHP Accelerator が思い浮かぶわけだが。
あと、Zend Optimizer はサイトの情報を見る限り bytecode の最適化を行っているようなので、ちょっと違うものじゃないかな。

ほかにはZend OptimizerZend PlatformionCube PHP Acceleratorなどがありますが、どれも最初の3つと比べるとあまり「おすすめできない」レベルとのこと。

どこから持ってきた話?さっくり斬って捨てないで数字だけ出して読者の判断に任せるのがまともな姿勢だと思うがなぁ。せめてソースへのポインタを示して欲しい。

XCacheとAPCに軍配が上がっているようです。GIGAZINEのサーバもどっちかに乗り換えよう……。RHEL使ってるから、RPMで用意されているAPCの方が無難かな…?

「乗り換える」と表現するからには、今現在、同じ目的のソフトウェアを使用しているんでしょうが、それに関する情報が無いあたりにいい加減さが見て取れる。
結論。対応するPHPのバージョンも安定性もサポートの有無も気にしない。それが GIGAZINE クオリティ。
導入しようとしている人は、きちっと自分で評価したほうがいいですよ。特に仕事で使う人は。