abbreviationとacronym

なぜacronymとabbrタグの2種類があるのかというと、acronymは頭文字を連結した略語の場合で、abbrは頭文字以外の略語に使うためです。

えー。なんだそれ。
辞書を引いてもacronym=頭文字、abbreviation=略語ぐらいしか説明がないからわかりにくくはあるんだけど、abbreviationとacronymはそういう単純な分類ではないはず。略語を1つの単語のように読むのがacronym(例:NATO)でアルファベットを1文字ずつ読むのがabbreviation(例:HTML)。
なのだが、英語圏の人間もあまり区別していないというか、実はあまり明確な区別がないとかいう話もあるらしい。
ちなみに、HTML 4.01 の仕様書にはこうある。

ABBR:
Indicates an abbreviated form (e.g., WWW, HTTP, URI, Mass., etc.).
ACRONYM:
Indicates an acronym (e.g., WAC, radar, etc.).

とりあえず、HTML 4.01 的には頭文字をつないだ単語がacronymなわけではない。