結局正規分布

まず、スライド35ページのf(t)の式で表されるのは、ある単位時間内で発見される欠陥数の期待値ですよね*1
で、f(1), f(2), ... のそれぞれは正規分布に従った分布になるはず(中心極限定理のため)。これは簡単なプログラムで確かめられる。

import math
import random

number_of_defects = 1000
trial_count = 1000
counts = [0 for _ in xrange(number_of_defects + 1)]
min_value = 0.1
max_value = 0.2

for _ in xrange(trial_count):
    cnt = 0
    for _ in xrange(number_of_defects):
        t = random.weibullvariate(1, 2)
        if min_value <= t < max_value:
            cnt += 1
    counts[cnt] += 1

for n, cnt in enumerate(counts):
    if cnt > 0: print n, cnt

で、69ページの式に従えば、当然各 K_i も正規分布に従う。なので、K_i の平均値と標準偏差から K の信頼水準を求めているのではないかと。
まぁ、i によらず、K_i の標準偏差が一緒なのかとか、K の信頼水準をそのまま f(t) の信頼水準に適用していいのか、といったあたりがよくわかりませんが。

*1:というかこの式、確率密度関数じゃないよね、f(t)は確率じゃないし